オンライン×対面の併用でフルートが上達する!国神フルート教室が提案する最適レッスン法

リアルタイムのオンライン×対面の“いいとこ取り”で、もっと自由に、もっと深く学べる。
「オンラインレッスンは便利だけど、やっぱり対面じゃないと…」「オンラインだと音が正確に聴こえないのでは?」そんな不安を持っている方も多いかもしれません。
でも実は、オンラインレッスンにも“音を聴く”以外の学びがたくさん詰まっていて、それをうまく活かすことで、演奏の理解も、練習の質もぐっと深まるのです。
この記事では、FaceTimeを活用した国神フルート教室のリアルタイムオンラインレッスンが、どのように対面レッスンと組み合わせて上達を加速させているかをご紹介します。
オンラインレッスンで得られる“学びや気づきの精度”とは?
リアルタイムのオンラインレッスンでは、音質や通信環境の制限により、細かな音のニュアンスやタンギングまでを完全に聴き取ることは難しい場合もあります。 けれど音の外側に広がる学びや気づきの精度は、むしろオンラインだからこそ得られるのです。
1. 「自分を客観視する力」が育つ
画面に映る自分自身の姿を見ながらレッスンを受けることで、演奏時の姿勢・口元・指使いなどについての指摘を客観的に確認できるのがオンラインの特徴です。 対面では「自分の感覚」に頼りがちな部分も、オンラインでは“外から見た自分”を意識せざるを得ず、身体の使い方を見直すきっかけになります。
姿勢・癖の自覚が難しい方にとっては、自分を鏡のように映し出す環境が有効です。
2. “見せる・伝える”演奏力が自然と身につく
オンラインでは、演奏だけでなく「どう見えているか」「どう伝えるか」までが意識に上がってきます。 この意識はそのまま、舞台上での所作やプレゼンテーション力の育成にもつながります。
コンクールや発表会など“見せる場面”を想定している生徒にとって、自己プロデュースの第一歩になります。
3. 普段の環境が見える=“リアルなクセ”の指導ができる
オンラインでは、生徒は自分の自宅・練習環境でそのまま演奏するため、無意識の姿勢や構えの習慣が自然と表れます。 対面だと意識的に整えてしまう癖も、オンラインでは素の演奏が出やすく、修正ポイントが明確になります。
例えば、下を向いて吹く癖がなかなか直らない生徒さんをオンラインで教えた時に初めて、自宅の譜面台が低すぎることに気がついた例があります。レッスン室の譜面台は適切な高さに調節してあるので対面レッスンでは気が付かなかったのです。
また逆に、普段はうまく行くのに先生のお宅に伺うと緊張して練習通りに吹けないという方にも、いつもの練習場所でリラックスしてレッスンを受けられるオンラインレッスンは有効です。
先生の前での自分はいつもの自分ではない、と感じる方は、普段の練習のままをオンラインで見てもらうことで課題解決につながることも。
4. レッスン場所を自由に変えられる=本番環境でも指導が可能
通信さえ確保できれば、レッスン場所は自由。 「今日は気分を変えて別の部屋で」「発表会会場に下見に行ってレッスン」など、場所の選択が演奏意識に影響するという点まで体感できます。 また、本番会場の響きや立ち位置を事前に確認できるのも大きな利点です。
オンラインは、演奏環境への適応力を高める“実践的トレーニング”の場としても機能します。
5. 集中力と“密度ある時間”が得られる
通学・移動がないオンラインでは、レッスン開始から終了までの集中力が持続しやすく、時間を有効に使えます。 対面ではどうしても準備や雑談に時間が取られがちなところ、オンラインでは短時間集中・反復練習・ポイント絞り込み型の指導がしやすくなります。
特に忙しい大人の方や、短期集中で課題を克服したい生徒には時間効率の高さが大きな魅力です。
6. “言葉で理解する力”が伸びる
対面ではジェスチャーやタッチで伝えられることも、オンラインではすべてを言語で伝え、受け取る必要があります。 これは講師側にとっても生徒側にとっても「伝える力・受け取る力」の訓練になり、結果として演奏を理論的に理解し、自分で考えて修正する力が養われます。
触れられなくても伝わる指導、考えて再現できる生徒に育っていきます。
7. “間合い”のある対話が、深い理解を促す
FaceTimeでのやりとりでは自然と会話に“間”が生まれ、急がず落ち着いたテンポでやり取りが進みます。 このゆったりとした時間は、考えて話すこと、質問を練ることに向いており、生徒の理解の深まりや安心感にもつながります。
特に「すぐに答えが出ないタイプ」「質問をためらいやすいタイプ」の生徒には、自分のペースで進められるオンラインが向いています。
オンラインと対面、それぞれの強みを活かした“内容の住み分け”で上達に戦略を
オンラインレッスンと対面レッスンは、それぞれに得意とする指導領域が異なります。
- オンラインでは:姿勢・指の動き・呼吸など“身体的な動き”や“演奏習慣の可視化”に強みがあります。
- 対面では:細かな音色のニュアンスや音のアタック、強弱や響きの調整など、“耳を使う指導”に適しています。
この特性を活かして、レッスン内容をある程度分けて取り組むことで、 「今は譜読み」「次は音色」「今日は演奏解釈とフレージング」というように、それぞれのレッスンごとの目的が明確になります。
つまり、レッスンの“目的と手段”を明確にすることで練習にも計画性が生まれ、習得のスピードと実感が高まります。
たとえば:
- オンラインで姿勢や指の癖を徹底的に見直す
- 対面でその癖が音にどう影響しているかを確認する
- オンラインで呼吸とフレージングを繰り返し練習する
- 対面で響きの広がり方を体感しながら全体的にバランスをみて仕上げる
こうした“内容別の役割分担”が、併用レッスンの効果をさらに高めてくれるのです。
実際の併用例:モデルケース
オンラインと対面レッスンを組み合わせると、下記のような効果的な活用が可能です。
モデルケース1:部活動と両立する中高生
- 平日は部活後に自宅でオンラインレッスン(フォームや基礎の確認)
- 月に1〜2回、休日に対面で音質・響き・細かい吹き分けをチェック ▶︎ 学業・部活と両立しながら、安定した上達を継続
モデルケース2:本番直前の大人の生徒さん
- 通常は対面でのレッスン(月2回)
- 発表会直前には本番会場でのオンラインレッスン(立ち位置・所作・曲の入り方など) ▶︎ 精神的にも安心して舞台に臨める「最終調整」に活用
モデルケース3:遠方からの受講者
- 普段はすべてオンラインでのレッスン
- 長期休暇などで来県した際に対面レッスンを集中受講 ▶︎ ふだんの課題を対面で集中的に確認し、またオンラインで継続
このように、生活スタイルや目標に応じて「対面×オンライン」の併用スタイルを設計できるのも、現代の音楽レッスンの大きな魅力です。
まとめ:音を聴いて導くのが対面なら、見て、考えて、気づかせるのがオンライン。
リアルタイムのオンラインレッスンには、音質や物理的距離の制約はあります。 しかし、それを補って余りあるほどの“気づきの多さ”、“自立の促進”があります。
姿勢を見直す。 言葉で理解する。 自分で考えて修正する。 いつもの場所で無理なく続ける。 それが、指導の「もうひとつの精度」です。
この“もうひとつの精度”を対面レッスンと組み合わせることで、 演奏も、練習習慣も、ぐんと安定していく。 それが国神フルート教室がすすめる「併用レッスン」の魅力です。
あなたも「併用レッスン」で理想のフルート演奏に一歩近づきませんか?
国神フルート教室では、FaceTimeを活用したオンラインレッスンと、丁寧な対面指導を組み合わせた“あなただけの学び方”をご提案しています。
「体験してみたい」「どんなレッスンが合うか相談したい」など、お気軽にお問い合わせください。